金と砂金(EDX for TM4000Plus)

 

私は理化学機器の販売商社に勤めています。

今日はユーザー様のところで、装置の持込デモ。

その装置とは、卓上SEM(EDX付)。

オペレーターの後輩君にお願いして(お昼ご飯で妥結)、私のサンプルもコッソリ測ってもらいました。

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先週ゲットした金山博物館の砂金掘り体験の金と川で採取した砂金を測定してみました。

まずは、金から。

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元素として出てきたものは、炭素、酸素、金。

マッピングの重ねがけをするともう少し綺麗になりますが。時間もなかったので。

炭素はカーボンテープ(サンプルを貼り付けるもの)のコンタミ、酸素はサンプルのチャージ防止のため大気を入れるのが原因と思われますが、金のみの検出となりました。

 

引き続き川で採取した砂金です。

 

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元素として出てきたものは、炭素、酸素、ケイ素、銀、金、アルミ、鉄、ニオブ。

炭素と酸素は上述のとおり、金、銀、ケイ素は予想通り。アルミは重ね崖をしたら消える可能性あり。鉄とニオブは想定外でした。

鉄はさまざまな要因で可能性はありそうですが、ニオブは何でだろう。。。

 

ちなみに1分析あたりだいたい3分くらいです。